咳をしても一人 Le rap français 忍者ブログ
孤独な趣味の世界
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また随分と久しぶりの更新となってしまいました。

ちょっと訳あって十月は全力でのんびりしていたのだけれど、気がついたら卒論がヤバイことになっていて、青息吐息のままあれよあれよと12月も半ばになってしまいました。卒論も無事に仕上がってあとは製本という段階で、まあ何とか卒業はできそうです。来月にまた一ヤマ控えているから、うかうかしてはいられないのだけど。

友人とフランス語の勉強会を週一のペースでしていることもあって、近頃すっかりフランスびいきなのです。やはり語学の勉強はいかに長くその言語に触れているかということにかかっているので、全然聞き取れないにせよラジオやらビデオやら、いろいろと試してます。ということで、最近お気に入りのラップ・フランセのビデオでも貼ろうかと。

1995 - La source

どミドル・スクールなトラックが良いですねー。これぞヒップホップですわな。

Demi Portion - Mon Disco vol.2

「BIC(ボールペンのブランド)の職人」を名乗る人。音使いからしてもアラブ系なんですかね、きっと。

Rayess Bek - Schizophrénia

こちらはフランス語とアラビア語で1バースずつ。「分裂病」とは言い得て妙。ビデオも秀逸です。

フランスだとヒップホップは移民問題とかなりダイレクトに結びついているのだとか。
その辺のことを書いた本として、フランスで暴動が頻発した2006年に出た陣野俊史さんの『フランス暴動―移民法とラップ・フランセ』があるけれど、これはちょっとジャーナリスティックすぎてイマイチだったという印象。
今年のロンドン暴動でも、ギャングの人たちが自分たちの曲のビデオ作ってYoutubeにあげてたりして、グライムというのだそうだが、あれもカッコいいのあったもんなあ。
誰かそのうち「移民・郊外・ラップ」とかでガッツリ書いてくれないものだろうか。
そうそう、そういえばその勉強会の友人がこの前「ヒップホップはやせ我慢の音楽じゃん」って言ってて凄い納得しました。

うわ、何だかのんべんだらりと散漫になっちまいやしたが、そのうちまたなんか書きます。それじゃ。


---追記---
「移民とラップ」をよその国のことのように書いてしまいましたが、日本でも80年代以降の「ニューカマー」の子どもたちが成長してきており、彼らもまた日本語でなり母語でなりラップをしています。
ちょっとにわかには信じがたいけど、これ、広尾の駅。

やっぱり面白いぜ、ヒップホップ。
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